メニエール病に初めて気づくとき

メニエール病はこれといった原因が解明されていない難病になり、誰にでも起こりうる病となっていますが、初期症状の段階で治療を行うことで完治可能な病気なのです。

 

しかしメニエール病の初期症状はとても軽い場合もあり、ただのめまいやただの耳鳴りと思ってしまう人も多くいます。

 

症状が出る頻度も人によって違い、最初のめまいや耳鳴りから次に発作が起こるのが数ヶ月に1回や、1年に1回などの人もいるため、この段階で病院へ行くというのはよっぽど酷い症状でないと足を運ばないと言う人の方が多いでしょう。

 

逆に初めての発作が立っていられないほどのめまいという人もいますが、この場合も症状が治まり、数ヶ月間異常がなければ放っておく場合が多くなっています。

 

めまいや耳鳴りが数日続く、数日おきに同じような症状に襲われるなどであれば病院へ行きますが、初期症状が軽い場合はなかなか足が向かないのが現状でしょう。

 

めまいの発作が起こってもなかなかメニエール病だと気づく人はいませんが、この段階で耳鼻科を訪れることはとても重要になってきます。

 

めまいの他に耳の圧迫感や詰まったような感じになった場合は、メニエール病を疑い、少しでも早く耳鼻科の受診をする事をお勧めします。