メニエール病発作の前兆を掴む

メニエール病と診断された人が一番心配なことと言えば、いつ発作が起きるかということになります。

 

自宅にいる場合はまだ余裕もあり安静にすることも可能ですが、外出先や仕事中などに発作が起こった場合の恐怖心が、家に閉じこもりがちにしてしまいます。

 

電車の中やお店の中、商談中や接客中に発作がくるということはとても心配になり、なかなか外出が出来なくなってしまうという心理はとても理解できます。

 

しかしメニエール病が完治するまで治療はとても長くかかり、適度な運動やストレス解消を行う必要もありますので、発作の前兆を掴み、徐々に外出をするようにした方が良いでしょう。

 

発作の前兆は人それぞれ違い、軽いふらつきが来た後にグラグラと立っていられないようなめまいに襲われる場合や、頭痛や耳が塞がった感じがした後に発作が起こるなどがあります。

 

外出前にこのように前兆が起こった場合は、自宅で安静にする1日としで無理に出かけることは止めておきましょう。

 

台風や低気圧が接近している場合に、メニエール病の発作が起こりやすいという人も多い事から、天気予報を確認して外出を考えるというのも良いでしょう。

 

発作が起きてしまった時の自分なりの対処法もつかみ、メニエール病と上手く付き合っていくようにしていきましょう。